コハリトりみっと
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「トライフル刑事」〜狂気のロンド ガーナ署トリニティ〜/タトパラ2 第16話:「帰宅」「ギャラン、貴様なにをやっているんだ」「なにもやってない!」「じゃあなんで周子刑事がこんなに憔悴してるんだ、そんなに激しく夜毎に攻め立てているのか、ちょっと度が過ぎるんじゃないのか、絶倫を気取るのもたいがいにしろ、このバカ」「だから、なにもやってないって!」 そんなやり取りをぼんやりとした意識の下で聞きながら、頭の上...
- 2005-05-31 07:01
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「トライフル刑事」〜狂気のロンド ガーナ署トリニティ〜/タトパラ2 第15話:「ラジカル・ブルー」 廊下の隅にしゃがみこんだままぼんやりとしていたのだが、ギャラン刑事の靴音が近づいてくるのを察して、周子は立ち上がった。「ギャラン刑事、携帯なんですけど」 ん?とギャランは胸ポケットやらジーンズの尻ポケットやら、自分の身体をぱふぱふ叩いて、無ぇ、と呟いた。「カズマ特別補佐官のご自宅にあるそうですよ」「何で...
- 2005-05-31 06:44
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「トライフル刑事」〜狂気のロンド ガーナ署トリニティ〜/タトパラ2 第14話:「インサニティ・レッド」「な、なんだかやけに居心地が悪いな?」 所用から戻ってきたギャランはあたりを見回し、空気がトゲトゲしてる感じ、と子供のような感想を述べて不思議そうに首を捻った。 さっき、一階のエントランスで掃除のおばちゃんに、あたしゃアンタの味方だからね!とヘンな励ましを受けて背中を叩かれたばかりである。 周子のデス...
- 2005-05-31 06:42
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「トライフル刑事」〜狂気のロンド ガーナ署トリニティ〜/タトパラ2 第13話:「昼食はみんなでカツ丼を」 ガーナ署捜査一課課長アシューは日毎に心労が増し行くのをひしひしと我が身に感じていた。「あれはセクハラなんじゃないですか?」「ウ……うむむ?」 アシューは唸る。 確かに、いくら相手が新人刑事で右も左もわからないヒヨコだからとて、相棒という立場だからとて、ギャラン刑事はあきらかに職務を超えた密着ぶりであ...
- 2005-05-31 05:30
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「トライフル刑事」〜狂気のロンド ガーナ署トリニティ〜/タトパラ2 第12話:「火と警視総監」 そして、ああ、疲れた、と言って周子は畳に座り込んだ。 ギャランが、朝目を覚ましたときと同様、キッチンからグラスに水を一杯注いで持ってきてくれた。それを飲み干して時計を見る。そろそろ署に出勤する時間になろうとしていた。 周子はようやく日常の感覚が戻ってきたようで、ふっと安心して。ちょっと笑って、それから口を尖...
- 2005-05-25 13:17
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「トライフル刑事」〜狂気のロンド ガーナ署トリニティ〜/タトパラ2 第11話:「ヒーロー刑事」「ここは父さんのお家なんですから、勘弁してください」 ギャランは、畳を派手に掻き毟った挙句、なんか爪に刺さった、おそるべし日本家屋、と文句を言って爪の間に入った畳のけばをちまちまと抜いた。そして周子をじとっと睨む。「父さん、ってつまりはお前の家だろうが。大体なんだよ、さっきから父さん父さんって。そんなにその男...
- 2005-05-25 13:05
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「トライフル刑事」〜狂気のロンド ガーナ署トリニティ〜/タトパラ2 第10話:「凄腕刑事泣かし」 ―――そしてひょっとするとそれこそがギャラン刑事の思惑? 相手はガーナ署きっての凄腕刑事である、こうバカな振りをしてその実あちらこちらに巧妙にトラップを仕掛けているのかもしれない。 シーカーの件についても、なぜカズマ特別補佐官はそれを知っていて、彼の家にシーカーが出たのか、そしてなぜあんなに取り乱していたの...
- 2005-05-25 10:05
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「トライフル刑事」〜狂気のロンド ガーナ署トリニティ〜/タトパラ2 第9話:「職場の同僚がお迎えに」 なんだかとても暖かくていい気持ちだった。 障子越しに白い光が差し込んでいるのを周子はぼんやりと見つめ…… ―――障子?畳…… ああ、仏間だ、と思った。ほのかに線香の匂いがした。 昨夜遅くに自宅に帰ってきて、仏間で父修三の遺影を眺めているうちにそのまま畳の上で寝入ってしまったのだろうとぼんやりと思い出す。 身...
- 2005-05-24 12:55
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だんだんいい季節になってきた。今日は西の、その向こうが広い。東は空は高いが雲は低い。...
「トライフル刑事」〜狂気のロンド ガーナ署トリニティ〜/タトパラ2 第8話:「現場の男」「…………して、……どうして」 切羽詰った声で揺すられて。「どうしてきみが、シーカーを知っているんだ」 その言葉で、はっ、と意識を取り戻す。 頭がぐらぐらする。先ほどからひどく揺さぶられていたようだ。怒ったような厳しい紫の目で見据えられ、周子は言い知れぬ不安に身体が竦んで声も出ない。 ―――この人は怖い。「シーカーってなん...
- 2005-05-10 17:23
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「トライフル刑事」〜狂気のロンド ガーナ署トリニティ〜/タトパラ2 第7話:「ブレシッド・オフ」 とにかく出よう、と言われて周子は、車椅子のカズマに引きずられるようにセーブ・ルームを出た。「うわ!片付いてる!」 居間に戻ってみれば、さっきの騒ぎがまるで嘘だったかのように綺麗サッパリ片付いている。あの瓦礫はドコへやったのか。しかしある意味、そう聞いてみるのもなんだか妙に恐ろしいような気がして、周子はた...
- 2005-05-10 04:57
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「トライフル刑事」〜狂気のロンド ガーナ署トリニティ〜/タトパラ2 第6話:「沈黙の契約書」 ところで、とカズマは改まったように周子に向き直った。「きみはほんとうに私と結婚する気はあるか?」 正直に答えろ、これは真面目な話だ、とカズマは言う。「あるわけないじゃないですか」 大真面目というより憮然として周子は返した。「なんで私があなたと結婚しなくてはいけないんですか」「きみの命の保全のためだ」 ほ、ほ...
- 2005-05-09 20:03
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キッチンの片隅に放置していた牛蒡から芽が! しかし、今日はみぞれです。 雪になりました。しかもばさばさ降りまくっています、14:00現在。 ストーブつけてますから室内は大丈夫ですが、外はまじ寒いです。 チューリップ、ようやっと一株つぼみがついたところだったのですが……。 休んだアオリで休日返上で働いてます。なんだろう。...
「トライフル刑事」〜狂気のロンド ガーナ署トリニティ〜/タトパラ2 第5話:「セーブ・ルーム」 建屋の中の廊下は、どこも広かった。車椅子で行き来するのに十分な横幅がある。あまつさえ、廊下の途中で不意に方向転換するのにも十分に余裕のある感じで、段差はひとつもない。おまけに贅沢な平屋作り。まさに車椅子生活のために建てられたような家だった。 カズマは手馴れた感じで車椅子を進め、やがてひとつの部屋に入った。...
- 2005-05-05 06:39
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「トライフル刑事」〜狂気のロンド ガーナ署トリニティ〜/タトパラ2 第4話:「状況を疑え」 カズマは室内の装置のスイッチを入れると、上機嫌で壁にすえつけられた小さなモニタを覗き込んだ。 おいで、と招かれてカズマに引き寄せられ、周子もそれを覗き込んでみる。 モニタの向こうでは、ギャラン刑事が金髪を振り乱し、窓ガラスを相手に暴れていた。 どうやら、窓を割り中に侵入しようとしているらしい。 最初、テラスに...
- 2005-05-05 06:34
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「トライフル刑事」〜狂気のロンド ガーナ署トリニティ〜/タトパラ2 第3話:「カズマ特別補佐官」「……新人?きみが?」 こくり、とうなづき深々とお辞儀をする周子を見て、カズマ特別補佐官は露骨に眉を顰めた。「実に不愉快だな」「ええっ!」 初対面での二言め、あまりな言葉に周子は軽く飛び上がり一歩後退じさる。 目の前のメガネの青年が面白くなさそうに口の端をゆがめているのを見て、周子は大いにたじろいで。「ん?...
- 2005-05-05 06:27
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「トライフル刑事」〜狂気のロンド ガーナ署トリニティ〜/タトパラ2第2話:「相棒」 周子刑事が捜査一課に配属され、一週間。「おう、いつも大変だなァ、どら、持ってやるよ、寄越せ」 ギャランは咥え煙草で署に戻ると、馴染みの掃除婦の手からバケツとモップを取り上げた。 現場では厄介な暴れ刑事と言われてはいるものの、根の気さくなギャラン刑事は署内でのおばちゃん方とは仲がいい。捜査一課のギャラン刑事のデスクの上...
- 2005-05-05 06:04
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「犬祭」投稿作です。「犬祭2」作品感想掲示板はこちら ベノ様(「閻浮堤地辺境 混乱之纂乗」)「別天画廊」オープン祝い品としまして勝手ながら、小説「狗祭祀」を元に描かせていただきました。 出てくるキャラそのものではなくてアレなのですが、こんな感じに。 そして、鉛筆……。また。 ベノ様作小説「狗祭祀」に出てくる狗たちは頭は狗頭なのですが、それを私が勝手に半分にしたのは、なんだかフルで狗頭より、半分人間...


