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[tog_p4_01]「懸垂」/タトパラ4

 パラレル、カズマ×周子、息抜きな小話、ささやかな日常の切り出し。 設定というか状況的には、タトゥーが解け、カズマは家督を継いだ、カズマは今まで同様自邸に周子を置いているが、特段進展も何も無くて、といったところ。カズマがひとり、着々と劣情を募らせつつある今日この頃。 グランツ家宗主となった多忙なカズマをよそに、周子はハロックのところに入り浸り。周子とハロックは誰がどう見てもただの友達。 本編とは関...

[tog]54:舌を呪う

 もう結構長いこと、かれこれ二十分ほどカズマは考えこんでいた。 腕を組んで。あご先に軽く指をかけて。 盤面を睨んで。  ―――強い。おまけに定石を踏まない。 ルールは教えた。実にすんなりと飲み込んだ。一種のボードゲームである。白と黒の駒が十六個づつ、相手の主駒を詰めることを目的とする。 定石を踏まないのは、そうと言われるものをまだ教えていないからに他ならないが、時折ハッとするような攻めを見せてくる。カ...

[tog]53:ハロック・スレルム

 正面の方で派手な爆発音が立て続けに轟いた。門はおろか、あの細い通路までもがこの一撃で吹き飛んだかも知れない、建屋自体を震撼させる物理的な衝撃だがハロックは真面目な表情のまま、顔色一つ変えぬ。この男は己の率いる精鋭部隊を信頼しているのだ。 ギャランはグラスに残った最後の一口を呷ると形良いその唇をちら、と舐めた。 「さーてと」「雑魚はすべて討ち伏せましょうぞ、ここにはわが国の精鋭が詰めておりますゆえ...

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