コハリトりみっと
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「トライフル刑事」〜狂気のロンド ガーナ署トリニティ〜/タトパラ2
第24話:「囮2」
「大丈夫か、周子刑事」
ギャランの腕の中にいるところを、ぐい、と無理矢理引き剥がされて。見上げるとすすけた桜井の顔があった。数瞬飛ばしていたらしい自分の意識が急に戻ってきて周子はかはっ、と小さく喘いだ。
機内に居たはずである桜井のほうがむしろはるかに危険だったに違いない。よくぞ無傷だったと周子はその頑丈さに、さすがSATの隊長なだけあるものだと感心した。勝手に暴走したSAT隊員の銃撃を制止した後の桜井の判断は素早く、また正しかった、総員退避ィ!と地も轟かんばかりの怒号を周子は背に聞いたのである。あのすさまじい激しい爆発でありながら、負傷者はありこそすれSATの隊員では一名の死人も出ていないに違いない。桜井のSAT隊長としての腕も相当なものだと周子は知った。
「だいじょうぶです」
だが、周子がそう答えるより早く桜井がギャランの胸元を掴み上げた。
「貴様ッ!」
ものすごい速さで桜井の拳がギャランの左頬に炸裂した。これまで二度ともギャランにコテンパンにのされてはいるが、体格では桜井のほうが優位、ギャランよりも上背があり筋肉質でごつい体つきをしている、その渾身のパンチはギャランを軽く数メートル先にまで飛ばした。
「周子刑事を囮に使うのは当人の了解を得てのことじゃなかったのか!」
「どっちでも答えはおんなじだろ」
「違う!私をコケにするな!貴様のような傍若無人なやり方が世に通じるものか!」
「言っとくが……」
ギャランは口元を拭うと、ぺっ、と血反吐を吐いた。そしてキッ、と青い目で桜井を睨み上げた。
「おれは断固反対した」
「何だと!」
「周子ちゃんを危険な目にあわすなんザおれが黙ってるわけねェだろが!」
苛立ちを爆発させたかのようなものすごい剣幕だった。口元を拳で拭ってギャランは立ち上がると、ガス抜きでもするかのように浅く笑って。
なんともなかったんだからいいじゃねぇかと言って伸ばしてくるギャランの手を周子は取るが、間近で見るその目は決して納得はしていない色だった。
「……ギャラン刑事?どういうことですか?」
「帰るぞ周子ちゃん、もう用は済んだ」
周子の手を引いてその場を去ろうとするギャランの肩を、ちょっと待て、と桜井が掴んだ。もう一発や二発、拳が炸裂しそうな険悪な雰囲気だった。
その瞬間、ぶんっ、と軽く空気が振動する音が聞こえ、一拍置いてのち、冷えた声が桜井の耳に触れた。
「そうカッカするな、桜井准将」
「フォン・グランツ!」
突如耳元で切り替わった衛星通信に、桜井が髪を逆立てて怒りを露わにその名を詰った。
「貴様、自分の妻を犠牲にするなど、よくもそんな非情な真似を!」
「そういった作戦が非情かどうかは、桜井准将、軍人のきみなら当然分かると思うのだが?犠牲というのは事実誤認でただの囮に過ぎない、第一まだ死んでもいなければ怪我すらしてないだろうに。これのどこが犠牲だと言うのだね?」
そう言って、衛星通信の向こうでカズマが冷笑した。
「彼女は犠牲になぞならんよ、決して」
「そんな詭弁を!」
噛み付かんばかりの桜井の勢いに、カズマはむしろ嘲笑に近いくらいに冷静な声で返した。
「妻の側に誰を付けていると思っているのだね?」
その言葉に、桜井は信じられぬといった眼差しでギャランを振り返り見た。ギャランは真剣な表情でそれでも口元だけにやりと笑った。不敵な笑みだった。
「おれが絶対に周子刑事を守る、おれは彼女の相棒だ!」
「ナッ……!」
カッ、と赤面した桜井に向かって一度挑戦的に笑うと、ギャランは終始きょとんとした周子の表情を覗き込んで。そしてようやく緊張が解けたような、リラックスしたいつもの表情を見せた。
「このポジションは誰にもゆずらねぇ」
「ギャラン刑事、血!」
こめかみの少し上の辺りからだばだばとあふれる鮮血に、周子は息を呑んだ。そういえば爆風で飛ばされたとき、ガッ、と嫌な音がした、と思った。今思えばあの時、ギャランの腕の中にしっかりと抱きしめられて爆風で飛ばされたあの時、ギャランがどこかに頭をひどく打ちつけたのに違いないと知る。周子をしっかり抱きしめていれば当然ギャランには己が身を護る術はない。周子はギャランのとめどなくあふれ出る鮮血に動揺し涙ぐんだ。
「ひどい怪我です、あっちで応急処置を」
「思ったより軽傷だな」
「補佐官!その言い方ひどいです!」
カズマの一際冷静な声にすかさず噛み付いた周子の声に、ギャランは浅く笑った。
「いいかー?あいつは時々言葉が足りねぇ、頭のいいヤツってのはみんなそうだ、言葉を端折る、いいか、あいつのだな、思ったより軽傷だな、の言葉は、軽傷で済んでよかった、って言うこった、おまえ、カミサンだろ、そんぐらい分かれよ」
「屁理屈を説くだけの元気もあるな?」
お前に夫婦の云々を説かれるとは全く思いも寄らなかったな、とカズマはあきれたようなからかうような冷笑を返して。
「消火が済み次第、現場の品を根こそぎ浚う、何かしらの手掛かりはつかめるだろう、お楽しみはこれからだ」
桜井とギャランのやりとりを見る限り、詳細は分からぬが狙われていたのは政府要人ではなく周子その人だったらしい、それを事前に知っていてカズマは周子を囮として利用したのだろう。カズマらしい容赦の無いやり方だ。
―――カミサンだろ、
その言葉が胸に突き刺さって。周子は思わず溢れてきた涙を拭った。
「だー、なにビビってんだよ、命狙われたぐらいで泣くな」
「違います、私をどうだとか囮がなんだとかそんな事情は後で聞きます、コッチがこんなに心配してるのに、ナンデスカその言い様は。ひどい血ですよ、ギャラン刑事」
「おれはこんな程度じゃ死なねぇ、こんぐらいでイチイチ心配すんな、お前」
ギャランがにやっと笑った。
「何があってもついて来る、ってお前、言ったじゃねぇか」
ついてくるって言った以上、ガッツリまもってやっから、と優しく頭をなでられて。ほら、さっさと帰るぞ、と手をつながれて。
おれはお前の相棒だといったその言葉の意味を、周子は心の深いところで知った。
「フォン・グランツ」
「なんだね?」
「なんだコレは」
桜井の重い声に、ギャラン刑事のことか?とカズマは再び冷笑した。
「親友の妻に手を出す男がいるものか、と一言言い切って、それでサッパリ身を引いたんだよ。ただ、一度火が点いたものがそうあっさりと消えるわけが無い。実際ギャランの中では相当に想いが募っているだろうし、今やそれはずいぶんとまっすぐで男らしい親愛の情として周子に示されている。相棒という、夫婦などよりもはるかに深く強い絆だ。そしてそんなギャランのまっすぐで深い想いは確実に周子刑事に伝わっている、ギャランはあの夜以来一言も口説きはしないが、あんな態度で示されて揺れない女がいるわけがない、これがどうなるかは、私の関知するところではない」
「貴様、親友をすら手駒にするつもりか」
「手駒?」
「心底欲しいと願う女で奴を釣って、貴様は何のゲームのつもりだ」
「……心外だな桜井准将」
カズマが機嫌を損ねたようにしばし口をつぐんだ。
「私はこれ以上の私的な厄介事を望まない。貴様如きに口出しされる覚えは毛ほどもない。大体、もとより自衛隊の人間である貴様の方がよほど横紙破りじゃないか、警察学校に柔道の講習に出向いた先で一目惚れ、コネと権力とに任せてSATに潜り込むなどあきれた情熱家だ。SAT配属の刑事は警察の名簿からも抹消されるからな、都合が良かったんだろう。祖父が自衛隊の統合幕僚長、父親が警察庁長官、見下げ果てた七光りだな。いいか、周子刑事の嫌いな言葉ワーストワンは”機密”だよ、機密事項の塊みたいな貴様がやすやすと近寄れる女ではない、さっさと諦めるんだな」
「ほう、案外、ヘンなところでムキになるんだな、フォン・グランツ」
私はどんな立場であれ国家の為に尽くすのを己が信条にしているのであって出自で責められる覚えは全く無いね、と桜井はからかいを含んだ口調でカズマの険のある攻撃をさらりと流した。それはカズマよりも年上であることを感じさせる、大人で冷静な言葉だった。
「わーっ、ギャラン刑事ーっ!」
周子の悲鳴が上がった。桜井が振り返り見れば珍しいことにギャランが地に膝を付いている。出血は先程よりもいっそうひどくなっているようだった。周子が真っ青になってギャランにすがり付いている。
「うわーっ、ヒトが死に際のような真似すんじゃねー!」
縋るなーッ、と叫んだ後、いや、やっぱ縋ってーッ!と言って周子を抱き寄せ笑うギャランの金髪を軽く小突くと、桜井はギャランを背に担いだ。
「全く、バカな男だな」
(第25話へつづく)
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第24話:「囮2」
「大丈夫か、周子刑事」
ギャランの腕の中にいるところを、ぐい、と無理矢理引き剥がされて。見上げるとすすけた桜井の顔があった。数瞬飛ばしていたらしい自分の意識が急に戻ってきて周子はかはっ、と小さく喘いだ。
機内に居たはずである桜井のほうがむしろはるかに危険だったに違いない。よくぞ無傷だったと周子はその頑丈さに、さすがSATの隊長なだけあるものだと感心した。勝手に暴走したSAT隊員の銃撃を制止した後の桜井の判断は素早く、また正しかった、総員退避ィ!と地も轟かんばかりの怒号を周子は背に聞いたのである。あのすさまじい激しい爆発でありながら、負傷者はありこそすれSATの隊員では一名の死人も出ていないに違いない。桜井のSAT隊長としての腕も相当なものだと周子は知った。
「だいじょうぶです」
だが、周子がそう答えるより早く桜井がギャランの胸元を掴み上げた。
「貴様ッ!」
ものすごい速さで桜井の拳がギャランの左頬に炸裂した。これまで二度ともギャランにコテンパンにのされてはいるが、体格では桜井のほうが優位、ギャランよりも上背があり筋肉質でごつい体つきをしている、その渾身のパンチはギャランを軽く数メートル先にまで飛ばした。
「周子刑事を囮に使うのは当人の了解を得てのことじゃなかったのか!」
「どっちでも答えはおんなじだろ」
「違う!私をコケにするな!貴様のような傍若無人なやり方が世に通じるものか!」
「言っとくが……」
ギャランは口元を拭うと、ぺっ、と血反吐を吐いた。そしてキッ、と青い目で桜井を睨み上げた。
「おれは断固反対した」
「何だと!」
「周子ちゃんを危険な目にあわすなんザおれが黙ってるわけねェだろが!」
苛立ちを爆発させたかのようなものすごい剣幕だった。口元を拳で拭ってギャランは立ち上がると、ガス抜きでもするかのように浅く笑って。
なんともなかったんだからいいじゃねぇかと言って伸ばしてくるギャランの手を周子は取るが、間近で見るその目は決して納得はしていない色だった。
「……ギャラン刑事?どういうことですか?」
「帰るぞ周子ちゃん、もう用は済んだ」
周子の手を引いてその場を去ろうとするギャランの肩を、ちょっと待て、と桜井が掴んだ。もう一発や二発、拳が炸裂しそうな険悪な雰囲気だった。
その瞬間、ぶんっ、と軽く空気が振動する音が聞こえ、一拍置いてのち、冷えた声が桜井の耳に触れた。
「そうカッカするな、桜井准将」
「フォン・グランツ!」
突如耳元で切り替わった衛星通信に、桜井が髪を逆立てて怒りを露わにその名を詰った。
「貴様、自分の妻を犠牲にするなど、よくもそんな非情な真似を!」
「そういった作戦が非情かどうかは、桜井准将、軍人のきみなら当然分かると思うのだが?犠牲というのは事実誤認でただの囮に過ぎない、第一まだ死んでもいなければ怪我すらしてないだろうに。これのどこが犠牲だと言うのだね?」
そう言って、衛星通信の向こうでカズマが冷笑した。
「彼女は犠牲になぞならんよ、決して」
「そんな詭弁を!」
噛み付かんばかりの桜井の勢いに、カズマはむしろ嘲笑に近いくらいに冷静な声で返した。
「妻の側に誰を付けていると思っているのだね?」
その言葉に、桜井は信じられぬといった眼差しでギャランを振り返り見た。ギャランは真剣な表情でそれでも口元だけにやりと笑った。不敵な笑みだった。
「おれが絶対に周子刑事を守る、おれは彼女の相棒だ!」
「ナッ……!」
カッ、と赤面した桜井に向かって一度挑戦的に笑うと、ギャランは終始きょとんとした周子の表情を覗き込んで。そしてようやく緊張が解けたような、リラックスしたいつもの表情を見せた。
「このポジションは誰にもゆずらねぇ」
「ギャラン刑事、血!」
こめかみの少し上の辺りからだばだばとあふれる鮮血に、周子は息を呑んだ。そういえば爆風で飛ばされたとき、ガッ、と嫌な音がした、と思った。今思えばあの時、ギャランの腕の中にしっかりと抱きしめられて爆風で飛ばされたあの時、ギャランがどこかに頭をひどく打ちつけたのに違いないと知る。周子をしっかり抱きしめていれば当然ギャランには己が身を護る術はない。周子はギャランのとめどなくあふれ出る鮮血に動揺し涙ぐんだ。
「ひどい怪我です、あっちで応急処置を」
「思ったより軽傷だな」
「補佐官!その言い方ひどいです!」
カズマの一際冷静な声にすかさず噛み付いた周子の声に、ギャランは浅く笑った。
「いいかー?あいつは時々言葉が足りねぇ、頭のいいヤツってのはみんなそうだ、言葉を端折る、いいか、あいつのだな、思ったより軽傷だな、の言葉は、軽傷で済んでよかった、って言うこった、おまえ、カミサンだろ、そんぐらい分かれよ」
「屁理屈を説くだけの元気もあるな?」
お前に夫婦の云々を説かれるとは全く思いも寄らなかったな、とカズマはあきれたようなからかうような冷笑を返して。
「消火が済み次第、現場の品を根こそぎ浚う、何かしらの手掛かりはつかめるだろう、お楽しみはこれからだ」
桜井とギャランのやりとりを見る限り、詳細は分からぬが狙われていたのは政府要人ではなく周子その人だったらしい、それを事前に知っていてカズマは周子を囮として利用したのだろう。カズマらしい容赦の無いやり方だ。
―――カミサンだろ、
その言葉が胸に突き刺さって。周子は思わず溢れてきた涙を拭った。
「だー、なにビビってんだよ、命狙われたぐらいで泣くな」
「違います、私をどうだとか囮がなんだとかそんな事情は後で聞きます、コッチがこんなに心配してるのに、ナンデスカその言い様は。ひどい血ですよ、ギャラン刑事」
「おれはこんな程度じゃ死なねぇ、こんぐらいでイチイチ心配すんな、お前」
ギャランがにやっと笑った。
「何があってもついて来る、ってお前、言ったじゃねぇか」
ついてくるって言った以上、ガッツリまもってやっから、と優しく頭をなでられて。ほら、さっさと帰るぞ、と手をつながれて。
おれはお前の相棒だといったその言葉の意味を、周子は心の深いところで知った。
「フォン・グランツ」
「なんだね?」
「なんだコレは」
桜井の重い声に、ギャラン刑事のことか?とカズマは再び冷笑した。
「親友の妻に手を出す男がいるものか、と一言言い切って、それでサッパリ身を引いたんだよ。ただ、一度火が点いたものがそうあっさりと消えるわけが無い。実際ギャランの中では相当に想いが募っているだろうし、今やそれはずいぶんとまっすぐで男らしい親愛の情として周子に示されている。相棒という、夫婦などよりもはるかに深く強い絆だ。そしてそんなギャランのまっすぐで深い想いは確実に周子刑事に伝わっている、ギャランはあの夜以来一言も口説きはしないが、あんな態度で示されて揺れない女がいるわけがない、これがどうなるかは、私の関知するところではない」
「貴様、親友をすら手駒にするつもりか」
「手駒?」
「心底欲しいと願う女で奴を釣って、貴様は何のゲームのつもりだ」
「……心外だな桜井准将」
カズマが機嫌を損ねたようにしばし口をつぐんだ。
「私はこれ以上の私的な厄介事を望まない。貴様如きに口出しされる覚えは毛ほどもない。大体、もとより自衛隊の人間である貴様の方がよほど横紙破りじゃないか、警察学校に柔道の講習に出向いた先で一目惚れ、コネと権力とに任せてSATに潜り込むなどあきれた情熱家だ。SAT配属の刑事は警察の名簿からも抹消されるからな、都合が良かったんだろう。祖父が自衛隊の統合幕僚長、父親が警察庁長官、見下げ果てた七光りだな。いいか、周子刑事の嫌いな言葉ワーストワンは”機密”だよ、機密事項の塊みたいな貴様がやすやすと近寄れる女ではない、さっさと諦めるんだな」
「ほう、案外、ヘンなところでムキになるんだな、フォン・グランツ」
私はどんな立場であれ国家の為に尽くすのを己が信条にしているのであって出自で責められる覚えは全く無いね、と桜井はからかいを含んだ口調でカズマの険のある攻撃をさらりと流した。それはカズマよりも年上であることを感じさせる、大人で冷静な言葉だった。
「わーっ、ギャラン刑事ーっ!」
周子の悲鳴が上がった。桜井が振り返り見れば珍しいことにギャランが地に膝を付いている。出血は先程よりもいっそうひどくなっているようだった。周子が真っ青になってギャランにすがり付いている。
「うわーっ、ヒトが死に際のような真似すんじゃねー!」
縋るなーッ、と叫んだ後、いや、やっぱ縋ってーッ!と言って周子を抱き寄せ笑うギャランの金髪を軽く小突くと、桜井はギャランを背に担いだ。
「全く、バカな男だな」
(第25話へつづく)
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- 2005-10-22 06:52
- カテゴリ : タトパラ2/長編/連載中
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